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防災用の毛布は保温性と機能にこだわって選ぶ 非常用持ち出し品⑦

寒さは被災者の最大の敵です。

人間は寒さに弱く、体温が下がると

死にいたることもあります。

 

東日本大震災の際にも

屋外に避難して救助を待っている時、

また十分な暖房が無い中で避難所にいて

寒冷環境に置かれて『低体温症』を発症したケースが

多くありました。

 

体の中心の温度が35℃まで下がると 『低体温症』ですが、

救急搬送された人の中には20℃台まで下がってしまい

昏睡や仮死状態となる人も出ました。

 

震災の心理的ショックに加えて、凍える寒さは

気持ちを完全に萎えさせてしまいます。

 

震災直後の一次避難の時ばかりでなく

避難所に入っての避難生活、

また電気やガスが復旧していない間の

自宅での避難生活においても

寒さ対策、保温対策はとても重要です。

 

毛布が一枚あれば寝ることもでき、

寒さ、保温の対策になります。

防災グッズとして販売されているマイクロファイバー毛布は

肌触りが良く、毛布の中にアルミコーティングが

施されているので保温性が抜群です。

毛布

包装が真空パックになっているため

家族の人数分を備蓄する際、

あるいは持ち出し品としてバッグなどに収納しておく際にも

省スペースで保管できます。

Amazonで 真空パック“マイクロファイバー毛布” を見る

 

またシュラフ(寝袋)があると防寒だけではなく

快適な睡眠をとることが出来るでしょう。

 

シュラフというとアウトドアで使われる、

さなぎ型に縫製された『マミー型シュラフ』があります。

『マミー型シュラフ』は、隙間なく体を包むため

保温性にすぐれています。

 

防災グッズとしてお勧めなのは『封筒型シュラフ』です。

マミー型に比べると中が広く、

足を曲げたり中で寝がえりをすることも出来るので、

圧迫感がなく布団のようにゆったりと眠ることが 出来ます。

シュラフ

またファスナーをフルに開ければ、敷布団のように使用したり

ブランケットのようになるなど 自由な使い方が出来ます。

Amazon コールマン『封筒型シュラフ』を見る

 

避難生活はすべてが非日常です。

防災グッズも揃える理由を考えて 『質』にこだわって

選ぶことが大切です。

寒さ対策である毛布・シュラフも機能を吟味して備えましょう。

 
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