寒さは被災者の最大の敵です。
人間は寒さに弱く、体温が下がると
死にいたることもあります。
東日本大震災の際にも
屋外に避難して救助を待っている時、
また十分な暖房が無い中で避難所にいて
寒冷環境に置かれて『低体温症』を発症したケースが
多くありました。
体の中心の温度が35℃まで下がると 『低体温症』ですが、
救急搬送された人の中には20℃台まで下がってしまい
昏睡や仮死状態となる人も出ました。
震災の心理的ショックに加えて、凍える寒さは
気持ちを完全に萎えさせてしまいます。
震災直後の一次避難の時ばかりでなく
避難所に入っての避難生活、
また電気やガスが復旧していない間の
自宅での避難生活においても
寒さ対策、保温対策はとても重要です。
毛布が一枚あれば寝ることもでき、
寒さ、保温の対策になります。
防災グッズとして販売されているマイクロファイバー毛布は
肌触りが良く、毛布の中にアルミコーティングが
施されているので保温性が抜群です。
包装が真空パックになっているため
家族の人数分を備蓄する際、
あるいは持ち出し品としてバッグなどに収納しておく際にも
省スペースで保管できます。
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またシュラフ(寝袋)があると防寒だけではなく
快適な睡眠をとることが出来るでしょう。
シュラフというとアウトドアで使われる、
さなぎ型に縫製された『マミー型シュラフ』があります。
『マミー型シュラフ』は、隙間なく体を包むため
保温性にすぐれています。
防災グッズとしてお勧めなのは『封筒型シュラフ』です。
マミー型に比べると中が広く、
足を曲げたり中で寝がえりをすることも出来るので、
圧迫感がなく布団のようにゆったりと眠ることが 出来ます。
またファスナーをフルに開ければ、敷布団のように使用したり
ブランケットのようになるなど 自由な使い方が出来ます。
避難生活はすべてが非日常です。
防災グッズも揃える理由を考えて 『質』にこだわって
選ぶことが大切です。
寒さ対策である毛布・シュラフも機能を吟味して備えましょう。
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